学校図書2011年の小学校算数六年下用の教師用指導書

Rsiderこと川端裕人さんのあるトウィート:

学校図書の小学校算数六年下45頁。比例の項目 http://twitpic.com/bnbu4i  「YがXに比例するとき次のような式であらわすこともあります。Y=X×きまった数」として掛け算の順序についての注意喚起。再徹底をするみたいです。指導書にはどんな朱註がある?

https://twitter.com/Rsider/status/281379338539118593

朱註2011:45 (教科書の同じ頁数に対応)。

[6] (3) xとyの関係を式に表し、決まった数は何を表しているかを考える。

□(周りの長さ) = (一辺の長さ) × 3

3 = 1×3

6 = 2×3

9 = 3×3

... (実際には縦に三つの点)

y = x×3

このように、ことばの式に具体的な数をあてはめさせて、一般化させる。

解説編2011:88 (教科書45頁用の指導案)。

y = 決まった数×xと、

y = x×決まった数 の場合があることを理解させる。

引用者註:

「次のような式であらわすこと」あるとか「・・・と・・・の場合がある」という言い方をするのは教科書2011:44で、長さxmの針金の重さをygとするときにxとyの関係を式に表すことを次のように学習するため。

1mの針金の重さが20gなので、式は

y = 20 × x

であると導入する。